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【実はヤバい?】医学部地域枠のデメリット・注意点を現役医学生が解説

【医学部受験地域枠】実はヤバいデメリット・注意点?

「医学部地域枠」って奨学金がメリットだけど、デメリットはどれくらいあるの?

 

こういった疑問にお答えします!

ガッシー

医学部受験を目指しているあなた。

医学部を目指す上で地域枠は選択肢の一つですよね。

そんな地域枠のメリットやデメリットを現役医学生が解説します!

 

地域枠は奨学金がメリットですが、実は知られざるデメリットがあるのも事実。

 

そこで本記事では医学部受験の地域枠が気になる方向けに、

医学地域枠のデメリット・ペナルティ・注意点は?

を現役医学生の筆者が解説していきます。

 

現役医学部生のリアルな視点で実態を解説していますよ!

 

本記事を読めば、あなたが医学部受験で地域枠を使うかどうか考える手助けになりますよ。

3分程度で読み終わるので、最後まで読んでいただけるとありがたいです!

 

 

医学部地域枠のメリット

医学部受験地域枠のメリット

医学部受験における地域枠の一番メリットは奨学金です。

医学部を卒業後、指定期間を地域医師として働くことで返済不要の奨学金を受け取れます。

 

大学や受験コースにもよりますが、月額10~30万が相場。

6年間の総額は1000~2000万にもなり、金銭的に医学部を諦めている方には非常に魅力的です。

ガッシー

医学部受験界ではこのメリットばかりが紹介されますが、実は知らないとヤバいデメリットも存在します。

 

現役医学生の視点で徹底解説!

 

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医学部地域枠の注意点

医学部受験地域枠の注意点

医学部地域枠の一番の注意点は「奨学金を返せば何してもいい」わけではないことです。

ガッシー

この点を勘違いしている方が非常に多いです!

 

たしかに、奨学金を返せば地域枠を辞退できますが、そうさせないための仕組みがあります。

1.奨学金は一括返済しなければいけない(利子つき)

まとまった金額を一括返済しなければならない場合もあり、事実上返済不可能なこともあります。

 

2.原則として専門医認定されない(2022年度より)

「地域枠で入学した専攻医が都道府県の同意を得ずに、他の都道府県で研修を受けた場合、専門医の資格を認定しない」

というルールが定められる予定です。

 

MEMO

少し分かりにくいので、補足します。

医学部生は卒業後、初期研修(2年間)を行い、その後に専攻医研修(3~4年間)を受けるのが定番の流れです。

専攻医研修を行い、専門医試験に合格することで「〇〇科専門医」という資格を取ることができます。

 

上のルールは地域枠で入学した方が他の地域で専攻医研修を終えた場合でも「専門医資格」を取らせないという制度です。

専門医資格はキャリアを築く上で多くの医師が取るものであり、活動の幅が広がる・給料が上がるなどのメリットがあります。

 

ただし、このルールにはさまざまな問題点が存在するため、細かい制度がどう詰められていくのか未定です。

 

3.初期研修先が見つからない(2022年より)

医学生の立場だけでなく、病院側にも制限がかり始めています。

「地域枠を勝手に離脱した医師を採用した研修病院は、補助金の減額や臨床研修病院としての指定を取り消す」

というペナルティが存在し、地域枠の学生を地域に留めておくための制度が作られています。

 

医学部を卒業後、初期研修先を探す段階でかなり選択肢が狭くなり、奨学金を返済しても事実上地域から逃れられない可能性があります。

 

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医学部地域枠のデメリット

医学部受験地域枠のデメリット

その他にも医学部受験の地域枠のデメリットを紹介!

制度が年々変わっていく

医師の偏在は日本の大きな問題であり、医師会や行政機関がさまざまな制度を調整しています。

その中で最も「人生が左右される」のは地域枠の受験生です。

 

地域枠の制度は毎年のように調整されており、医学部入学後の6年間で制度がかなり変化することが予想されます。

ガッシー

「入学したときと話が違う!」ということが高い確率で起こります…

 

一度地域枠で合格すると、基本的に辞退できず、その後の進路もかなり制限されてしまうことは覚悟しておいた方がいいでしょう。

 

将来の進路を自由に選べない

地域枠で入学した医学生は卒業後の選択肢をかなり狭められます。

研修先病院やその後の進路もどんどん少なくなっていますし、専門医を取る場合でもいわゆる「ハードな科」の専門医を取らざるを得ない流れになっています。

ガッシー

医学部6年間で興味ある分野を見つけても、その科を目指しにくくなるということです。

 

MEMO

ちなみに、地域枠の学生は以下のような科になる流れが強いです。

  • 総合診療・在宅
  • 産婦人科
  • 小児科
  • 救急
  • 感染症科

しかし、地域枠の学生は人口の少ない地域での研修を余儀なくされ、専門医取得のための症例が集まらず、苦労することもあるそう…

 

他にも、研究活動や、留学してキャリアップしたいと思った場合も大きな制限がつきます。

 

【まとめ】地域枠のデメリット・注意点

本記事では現役医学生の筆者が、

医学部地域枠のデメリット・ペナルティ・注意点

について解説しました。

 

結論を言うと、医学部地域枠はあまり知られてないデメリットがあります。

  1. 医学部在学中に地域枠制度が変化する可能性大
  2. 将来の選択肢がどんどん狭まる
  3. 事実上奨学金の返済が難しく、返済しても選択肢は狭いまま

 

最後に本質的なことをお伝えします。

地域枠使って医学部受験しようかな…普通に受けたほうがいいかな…

と悩む気持ちも分かりますが、悩んでいる時間がもったいないです。

 

将来のことは誰にもわかりません。

医学部は6年間もあるため、考えの変化がないほうが珍しいです。

 

よほどの覚悟がない限り、地域枠はおすすめできません。

ガッシー

あくまで一人の医学生としての考えです。

地域枠にメリットがあるのも事実なので、デメリットも「正しく知って」から考慮しましょう。

 

基本的に普通に受験するのがおすすめです。

当ブログでは医学部受験のためのおすすめ勉強法や学習塾なども紹介しているので合わせて参考にしてみてください!

 

悩み続けている間に、大学受験のライバル達はどんどん勉強を進めています。

悩み続ける前に、医学部合格にむけてできることをを進めましょう

ガッシー

志望校合格は特別な体験。筆者も一生忘れられない瞬間になりました。

 

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勇気を出して挑戦してみましょう!

 

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